【たくさんのドア】
・ついに復刊!しました。
・子どもたちの前には未来に続くたくさんのドアが並んでいます。
今日も明日もあなたはたくさんのドアを開けていく。楽しいこと嬉しいこと悲しいこと・・・ドアのむこうには何が待ち受けているのだろう。
文:アリスン・マギー 絵:ユ・テウン
訳:なかがわちひろ
https://www.ehonnavi.net/ehon00_opinion.asp?no=40041
*めめさんの心のつぶやき*
私たち大人は、数えきれないドアを開けていまここに居るのではないでしょうか?
新しいドアを開けるのは子どもたちばかりではありません。いくつになっても新しいドアが待っています。
春に向けてまた新しいドアを開けてみませんか?
【みんながおしえてくれました】
あるきかたはねこがおしえてくれました
とびこえかたはいぬがおしえてくれました
子どもは素直に色々なやりかたを学び体得して
いくんですね。
世の中にはいろいろな先生がいるようです。言葉の使い方も
独特で五味太郎さんの世界を味わえる1冊です。
作・絵:五味太郎
https://www.ehonnavi.net/ehon/5265/みんながおしえてくれました/
*めめさんの心のつぶやき*
【ぼくのおとうとは機械の鼻】
ぼくのおとうとは、とっても変なんだ。鼻には機械がついている。友達に色々聞かれて恥ずかしい。おとうとのせいで誕生日にお出かけに行けなくなった。みんなおとうとのことばかり・・・。へんなの。へんなの。へんなの!!そんなある夜「おにいちゃん」と声がする・・・。
自宅で医療的ケアを受けて暮らす おとうともその兄弟も「みんなとくべつなひとり」小児在宅医療に携わってきた土畠智幸医師の思いが込められた絵本です。
文:みんなのことばしゃ 絵:エアーダイブ
https://www.amazon.co.jp/ぼくのおとうとは機械の鼻-みんなのことば舎/dp/499016816X
*めめさんの心のつぶやき*
私は2月14日に一般社団法人「CAN-net」という非営利団体で「ガンや病気になっても自分らしく生きる社会を作る!」という理念で活動している学びの場で絵本を読む機会を頂きました。2月の学びのテーマは「医療的ケア児を学ぶ」ということで小児専門の訪問看護師さんのお話を 聞いた後にこの絵本を読んで みんなでシェアしました。
「医療的ケア児」という言葉すらピンと来なかった私でしたが、多職種の人が集まって色々な視点で学ぶ場に参加して、もっと広く社会に目を向けたいと思いました。そしてこの絵本に出会い、一人でも多くの人に この絵本を手に取ってもらいたいと強く感じました。「みんな とくべつな ひとり」この言葉で救われる人たちが沢山いると思います。
お母さんとお子さん向け 3月の絵本
【おかあさんのパンツ】
女の子の小さなパンツをおかあさんがはいたらどうなる?という楽しい発想で展開するお話です。さくらんぼの絵のついたパンツおかあさんがはいたら?・・・りんごのパンツに!ネズミさんの絵のパンツは・・・くまさんに!ばぶばぶ赤ちゃんの絵のパンツは・・・どすこい!お相撲さんに!「なるわけないでしょ!」っておかあさんがプン!と怒るところも可愛いんです!たんぽぽは何になるのかな~?って子どもとページをめくっていくのが楽しい絵本です。シリーズで3冊出ています。
作・絵:山岡ひかる
https://www.ehonnavi.net/ehon/7653/おかあさんのパンツ/
*めめさんの心のつぶやき*
「おかあさんのパンツ」って題名を見た時に何?と思いました(笑)!でも、わかるわかるという感じでユーモアのセンスがたっぷりで面白過ぎて私はハマってしまい、シリーズ3冊とも買ってしまいました!子どもにもわかりやすので意味が分かる子はゲラゲラ笑ってくれます。本当の意味が分からなくても子どもってなぜか「パンツ」と言うだけで喜びますよね!なぜかな?
【いいことってどんなこと】
早春、北の国では雪解けが始まり、小鳥が歌い川の水も元気に流れ始めます。女の子は軒下に落ちる雪解け水のしずくがあまりにも楽しそうなのでたずねます。「しずくさん しずくさん、どうしてそんなにうれしいの?」そうしたら「いいことがあるからだよ」と教えてくれました。女の子は外へ出で鳥や川や風やリスにもたずねます。
みんな「いいことがあるからよ」っていうばかり・・・いいことってどんなこと?
つららがとける音 ぴちゃぴちゃ ぴてぴて ちろろろ・・・川はしぶきをあげて ざっぷざっぷ じょじょじょー・・・。言葉の音も楽しみながら一緒に春を探したくなる1冊です。
作:神沢利子 絵:片山健
*めめさんの心のつぶやき*
本州の方では 桜の便りが聞こえてくる3月。北国はまだ雪が残っているんですよね。
日差しが柔らかくなってきて、つららの溶ける音があちこちで聞こえてくると嬉しいけれど、雪解け道がぴちゃぴちゃで歩きにくいんです。
この絵本の女の子は春が待ち遠しい私たち北国の住人のはやる気持ちを代弁してくれています。
神沢利子さんの楽しい文章は思わず五感を使いながら絵本の中で春を探してしまいます。最後に雪の下から出てきたものはなんでしょう?!早春の冷たい風で、ほっぺを赤くした女の子は遠い昔の私に似ています((笑))
【きみの行く道】
現在のマザーグースといわれるスース博士の人生のヒントに満ちた作品です。
表紙をめくると もうそこから君のいく道が描かれています。
「道をよく見るんです。よく見て、見極めるんです。つまらそうな道には行くこたぁない。」「迷うだろうけど迷ってとうぜん。きみはもうわかってるでしょ!」
「人生はいつも綱渡りだってこと」「君なら山だってうごかせるんです!」
人生の分岐点で立ち止まったときにユーモアいっぱいに優しく背中を押してくれます。3月「別れと旅立ち」この季節に子どもにも大人にも読んであげたい 1冊です。
作・絵:ドクター・スース
訳:いとうひろみ
*めめさんの心のつぶやき*
ドクター・スースはちゃんと知っているんだなぁ~私たちの前には 進むべき道があること!そして必ずそこへたどり着けることを!この春、あなたのためにそしてあなたの大切な人のためにこの1冊をお届けします。
*小さなお子さん向けというより、高学年以上から学生さん、そしてこの春、新しい道へ進む あなたに贈りたい*
みんなのおすすめコーナー
【ねぇねぇ】
今月から「みんなのおすすめコーナー」を作りました!
1回目は、東京在住の絵本セラピスト:キャンディーちゃんです。現在3人の男の子の子育て奮闘期の真っ最中のママさんです。
3人の王子さまとの絵本の時間は至福の時でしょうね。キャンディーちゃんのお気に入りは、内田麟太郎さんと長谷川義史さんの合作「ねぇねぇ」でした!
あらすじ・・・
このごろ たぁくんはなんでも聞きたがります。「ねぇねぇ かあさん たあくんととうさんとどっちがすき?」「それはね・・・・」たあくんはうれしくてかあさんのほっぺにちゅうをしました。とうさんにも、ねこのみいみいにも、おばあちゃんにも聞きました。誰を一番好きかって・・・気になりますよね。
ないしょ ないしょがうれしくなってちゅうていうのがいいですね。
長谷川義史さんの味のある絵がまた笑える!親子で楽しみたい1冊です!
作・絵:長谷川義史
◆キャンディーちゃんより◆
この本を読むと子どもたちが「ねぇねぇ」と話しかけてきます。
絵本のように「ないしょないしょ」とひそひそ話で返事をすると「ふふふふふ♡」と笑顔に♪
子どもたちはひそひそ話に特別な気持ちをもっているようです。
*めめさんの心のつぶやき*
キャンディーちゃんに教えてもらうまで、知らなかった絵本です。即買いしました!
なんて子どもの心をくすぐる絵本でしょうか~!
子どもたちって内緒話やコショコショ話(方言かな?)が大好きですよね。おまけに誰が一番好きかなんて究極の質問です。
何気ない日常の一コマにこんなにも幸せな時間が溢れているんだなぁと感じる1冊ですね!
キャンディーちゃんそして3人の王子様!ありがとうございました (^.^)/
ご紹介した絵本は、こちらのえほんやさんで購入できます。
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